水引 小物の作り方2 基礎結び編 リーフ編み
水引コンプレックスです。 今回はリーフ編みの手順を紹介します。
政華流水引アートは季節の花々を主なモチーフとしている事が特徴の一つですが、細長い葉や花弁を表現するために、このリーフ編みを使っています。もちろん、結びを使って葉や花弁を表現する事も珍しくありませんが。
私が今の仕事を始めた頃に、編み方の名にカタカナ表現である「リーフ」を使っている事に少々驚いた記憶があります。
これも伝統と言う言葉に縛られていない、梶先生の水引アートでの表現方法なのだろうと勝手に納得したと思っています。実際は誰がこの様に呼び出したかは確認しておりません。
さて、リーフ編みは大きく分けてリーフ編み系・変りリーフ編み系、そして、その他のリーフ編み系の三つに分類されます。
それぞれに特徴がありますが、作り方が簡単で教室等で最初に教えるのがリーフ編みになります。ただし、作り方は簡単なのですが、形よく作るのが難しいのもリーフ編みになります。
リーフ編み
① 水引_3本の中央にワイヤーをかけてねじります。内側の水引のうち、右側をワイヤーの上に、左側をワイヤーの下へと交差させる。
② 右側の内側から2本目の水引を矢印に従って水引とワイヤー交差させます。
③ 左側の内側から2本目の水引を矢印に従って水引とワイヤー交差させます。
④ 右側の内側から3本目の水引(最右端)を矢印に従って水引とワイヤー交差させます。
⑤ 左側の内側から3本目の水引(最左端)を矢印に従って水引とワイヤー交差させます。
⑥ 以下、④・⑤を繰り返します。
⑦ 同様に繰り返します。
⑧ 作品指定の大きさまで編んで完成。
リーフ編みのバリエーション
⑨リーフ編みは、使用する水引の本数や1組の水引の本数によりいくつものバリエーションが存在します。以下、3例を挙げておきます。
⑨-1 水引2本使用 水引1本取りで2本のリーフ編みです。
⑨-2 水引6本使用 水引2本取りで3組(6本)のリーフ編みです。
⑨-3 水引8本使用 水引2本取りで4組(8本)のリーフ編みです。