水引 小物の作り方2 基礎結び編 相生結び

水引コンプレックスです。 今回は相生結びの手順の一つを紹介します。

水引アート かぶと飾り
水引アート かぶとの飾り

 寡聞にして知らなかったのですが「相生結び」という名称は、全く違う幾つかの結び方を同時に指すらしい事を今回知りました。(この逆のパターンは良くあるのですが・・・)

 1974年に発行された藤原覚一さん著書「図説 日本の結び」の巻末索引から相生結びを牽いてみると大きくは三つ、細かくは六つの結び方がある様です。

水引アート 色紙 鎧兜 部分
水引アート 色紙 よろい兜 部分

 その内の一つは、今回紹介する結び方で、水引で言えばこの結び方だと私は思っていました。
 
 その他に飾り結び等で多用されている別名「円形八角結び」と呼ばれる相生結びもネット上でよく紹介されている様です。



 

水引アート 相生結び
水引 四本取りの相生結び

相生結び

 相生結びは、抱き淡路結びの四端を図の矢印に従って結びに通して作ります。
本説明では淡路結びの輪を切って抱き淡路を作っていますが、最初から抱き淡路結びで作り始める場合もあります。

① 淡路結びの片側を下図の様に切ります。

水引アートの小物の 相生結び 図fig001
fig001

② ニ端を下図の様に結びの中に通します。

水引アートの小物の 相生結び 図fig002
fig002

③ イ端を下図の様に結びに通します。

水引アートの小物の 相生結び 図fig003
fig003

④ ハ端を下図の様に結びに通します。

水引アートの小物の 相生結び 図fig004
fig004

➄ ロ端を下図の様に結びに通します。

水引アートの小物の 相生結び 図fig005
fig0005
水引アートの小物の 相生結び 図fig006
fig006

⑥形を整えて完成。

水引アートの小物の 相生結び 図fig007
fig007

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