水引 小物の作り方2 アクセサリー編 フクロウのブローチ

 水引コンプレックスです。今回はフクロウのブローチの作り方を紹介します。

 フクロウのブローチも教室の課題ではなく、主に完成品の販売用に作っていたものです。いつ頃から作られていたのかは分かりません。私が梶先生の手伝いをする前からありました。

 正月も終わり、さて何の作り方をブログで紹介しようかと考えていたところ季節に関係ないものとして目についたので取り上げてみましが、実は、俳句の季語では「冬・晩冬」を表すらしいので、これはこれで有りかと思っています。

 調べてみたら、ギリシャ神話ではフクロウは「知恵の象徴」とされており、ブローチにして受験生などにプレゼントしたら喜ばれるかも知れません。
 一方、東洋では「親不孝の象徴」だとされているので悩ましいのですが。

 淡路結びと、変りリーフ編み、そして鶴首結び(棒結びの応用)で作ることが出来ます。これも、【水引の小物100選】に紹介した小物の一つです。

水引アートのアクセサリー フクロウのブローチ
水引アート フクロウのブローチ

ボディ・耳・くちばしの作製

① ボディの作製
 45cm水引_2本の変りリーフ編みでフクロウのボディを1枚作ります。

水引 小物の作り方2 アクセサリー編 フクロウのブローチ 図fig-001
fig001

② 耳の作製
15cm水引_2本の淡路結びで耳を2枚作ります。
③ くちばしの作製
 12cm水引_1本の淡路結びでくちばしを1枚作ります。

水引 小物の作り方2 アクセサリー編 フクロウのブローチ 図fig-002
fig002

④ 顔と羽のベースの作製
 45cm水引_3本の中央で淡路結びを1枚作り、顔と羽のベースにします。

水引 小物の作り方2 アクセサリー編 フクロウのブローチ 図fig-003
fig003

ホディと羽と脚の組立

⑤ 組立
⑤-1 胴体に顔を付ける
 顔をボンドで胴体に付けます。

水引 小物の作り方2 アクセサリー編 フクロウのブローチ 図fig-004
fig004

⑤-2 羽と脚の作製
  下図fig005の様に羽のベースで羽の形を作り、胴体の下部でボティ下部の水引とともにNo.28のワイヤーでくくります。
 次に、bをU時に曲げてから渦巻の矢印に沿ってaの水引でb,c,d,eの水引をくくりの根元から5回くらい巻きます。
 「結び方」の図を参考にaをbの輪に通して、最後にbを引っ張って両脚を作ります。
  余った水引は適宜切取ります。

水引 小物の作り方2 アクセサリー編 フクロウのブローチ 図fig-005
fig005

完成

⑦ 完成
  くちばし、両耳、両目をボンドで付けます。
 くちばしと耳は下図矢印の様に最初にくせ付けしてから付けます。
 最後にブローチ金具にボンドを塗って、後ろから貼って完成。

水引 小物の作り方2 アクセサリー編 フクロウのブローチ 図fig-006
fig006

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