水引 小物の作り方2 基礎結び編 亀の子結び

 水引コンプレックスです。 今回は亀の子結びの手順の一つを紹介します。

 亀の子結びは淡路結びをベースに発展させた結びの代表的なものの一つであり、私の知る限り祝儀袋や結納の飾り等、古くからある手工芸品に多く採用されている結びだと思っております。

 ただ、淡路結びに比べて手順が多く、作り方を習得するのに少し困難さを感じる初心者が多いのもこの結び方になります。

 ここでは、亀の子結びに必要な“抜き淡路結び”も説明しています。亀の子結び以外にも、淡路結びをベースに他の結びに発展させる際に良く使う手順となります。
 

亀の子結びの花弁の花ブローチ

抜き淡路結び

① 淡路結びのイ側・ロ側を下図矢印の輪から抜いて【抜き淡路結び】を作ります。

② 抜き淡路結びの完成

亀の子結び

③ 抜き淡路結びのイ端を下図矢印の様に結びの中を通します。

④ 次に、ロ端を下図矢印の様に結びの中を通します。

⑤ イ側・ロ側の長さを調節して、全体のバランスを取ります。

⑥ 形を整えて完成。 ※ 作る作品に応じて十分な長さの水引を使用してください。

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