水引 小物の作り方2 アクセサリー偏 ピンブローチ
水引コンプレックスです。 今回はピンブローチの作り方の手順を紹介します。
水引アート教室のカリキュラムには含まれないものの、体験講座の課題や雑誌の原稿の為などに作成した幾つかの実用小物類のプリントがあります。
今回紹介するピンブローチは、今から約18年前に書いた作り方の資料がベースとなっております。当時は盛んに作っていたのですが、土台となっているカン付きハットピンの入手が難しくなったため使わなくなっておりました。
最近ネット検索してみたら、入手可能と思わせるショップが散見されたので本記事で紹介してみました。
使っている基礎結びは、かけ結び・花連続つなぎと菜の花結びです。が、連続つなぎは初心者向きに本来の手順とは違う方法で紹介しております。
![](https://i0.wp.com/mizuhikiart.jp/wp/wp-content/uploads/2022/07/pinb_p1.jpg?resize=1024%2C717)
![](https://i0.wp.com/mizuhikiart.jp/wp/wp-content/uploads/2022/07/pinb_p2.jpg?resize=1024%2C717)
部品の作製
① 花弁の作製
15cm水引_1本のかけ結び2段(下図の手順)で花弁を14枚作ります。
![](https://i0.wp.com/mizuhikiart.jp/wp/wp-content/uploads/2022/06/A004-fig1.jpg?resize=1024%2C693)
② 花冠Aの作製
②-1 花弁に下図の様にワイヤーを巻き付けます(a図)。
続けて2枚目の花弁をワイヤーに巻き付けます(b図)。
同様にして、7枚の花弁を連続してワイヤーで括ります。
![](https://i0.wp.com/mizuhikiart.jp/wp/wp-content/uploads/2022/06/A004-fig2.jpg?resize=1024%2C675)
②-2 7枚の花弁を連続し終えたら、花弁が抜けない様にワイヤーの上からラジオベンチではさみ、その上からボンドをぬります。ボンドが乾いたらワイヤーの下約2mmの所から水引を切取ります。
②-3 連続した花弁を→の方向にまるめて、ワイヤーのc点とd点をよじり留めます。
![](https://i0.wp.com/mizuhikiart.jp/wp/wp-content/uploads/2022/06/A004-fig3.jpg?resize=1024%2C576)
②-4 余ったワイヤーを切取り、下図の様に矢印の向きに花弁を広げて花冠Aの完成。
![](https://i0.wp.com/mizuhikiart.jp/wp/wp-content/uploads/2022/07/A004-fig5.jpg?resize=1024%2C503)
③ 花冠Bの作製
③-1 花冠Aと同様に、下図の様に花弁7枚をワイヤーで連続して括ります。ワイヤーの位置は花弁の下約8mm。ボンドが乾いた後、ワイヤーの下約2mmの所で水引をカットします。
③-2 花冠Aと同じ手順で下図の花冠Bを1枚作ります。
![](https://i0.wp.com/mizuhikiart.jp/wp/wp-content/uploads/2022/06/A004-fig6.jpg?resize=1024%2C502)
組立て
④ 組立て
④-1 図の矢印の様にブローチ台(ハットピン)に、花冠B・花冠A・花芯・ビーズ1の順にボンドでつけます。花芯は30cm水引_1本の菜の花結びで作ります。
④-2 ビーズ2にTピンを通して、ブローチ台のカンに付けます。
![](https://i0.wp.com/mizuhikiart.jp/wp/wp-content/uploads/2022/06/A004-fig7.jpg?resize=1024%2C576)
⑤ 完成
![](https://i0.wp.com/mizuhikiart.jp/wp/wp-content/uploads/2022/06/A004-fig8.jpg?resize=1024%2C864)