水引 小物の作り方2 梅のグラスマーカー
水引コンプレックスです。 今回はワイングラスのステム部に付ける梅のグラスマーカーの作り方の手順を紹介します。
水引の梅結びは幾つか結び方がネット等で紹介されていますが、今回紹介するのは完成形が平面ではなく立体になるものです。
本ブログでかけ結びの手順を紹介していますが、このかけ結びはこの梅結びの一部を独立させたものです。
平面の梅結びに比べて少し複雑な手順になりますが、完成したものはより華やかな感じを出す事が出来ます。
普段の生活の中でグラスマーカーを使う頻度がどれくらいあるのかはよく分かりませんが、お部屋の飾りの一部として作られても良いかと思います。
本説明では、5個のグラスマーカーを作る内容にしています。

梅の花の作製
① 梅の花冠の作製
45cm水引_3本の梅結びで、花冠を5枚作ります。
下図の様に輪を4つ作り、ロ端を矢印に沿って輪に通します。
(詳しくは基礎結びの梅結びを参照してください。)

② 梅のしべの作製
②-1 薄黄18cm水引_3本の中央をNo.28ワイヤー18cmの中央でくくります。
②-2 全ての水引の端から中央にかけて、ちり棒でくせ付けします。

③梅の花の組立て
③-1 下図矢印の様にしべのワイヤーを花冠の中央に 挿入し別のワイヤーで花冠の根元をくくります。
③-2 くくりのワイヤーの下約0.5cmで水引のみを斜めに切り取ります。

③-3 茎の部分に図の様にライトグリーンの フローラテープを伸ばしながら巻いて花の完成。
5輪作ります。

クリップの取り付けと完成
③-4 グラスクリップの取付け
下図の様に、茎の下から花の下までグラスクリップの飾りをつかむ穴を通します。
クリップの穴は左下の【グラスクリップ上面】図を参照。
③-5 茎のくせ付け
フローラテープを巻いていない茎のワイヤー部分を切り取り、図の矢印の様に丸く茎をくせ付けしてグラスマーカーの完成。
次図を参照。

④ グラスマーカーの完成と
グラスへの取り付け例

部品表
使っている材料の一覧は以下の様になります。好みの色に変えて頂いてもOK。水引_1本は90cm、カラーワイヤー1本は72cmとして表示しています。
番号 | 作製部位 | 材料名 | 数量 | 単位 |
---|---|---|---|---|
10 | 花冠 | つづれ水引 桜 | 2 | 本 |
20 | 花冠 | つづれ水引 だいだい | 2 | 本 |
30 | 花冠 | つづれ水引 紅色 | 2 | 本 |
40 | 花冠 | つづれ水引 ブルー | 2 | 本 |
50 | 花冠 | つづれ水引 紅藍色 | 2 | 本 |
60 | しべ | 孔雀水引 ミントイエロー | 3 | 本 |
70 | しべの茎 | カラーワイヤーシルバー26番 | 2 | 本 |
80 | 花のくくり | 地巻線ワイヤーグリーン28番 | 2 | 本 |
90 | グラスクリップ | グラスクリップ | 5 | 個 |
100 | 茎 | フローラテープ(ライトグリーン) | 適宜 | m |
お礼
最後まで読んで頂き誠にありがとうございます。更に詳しく水引アートを知りたいと思われる方は、教室や通信講座に参加される事をお勧めします。下段のボタンからそれぞれの説明のページに移ります。