水引 小物の作り方2 祝儀袋の帯の結び方

 水引コンプレックスです。 今回は祝儀袋の帯の結び方の一例を紹介します。

 正確に表現すると「祝儀袋に付ける飾りを付けた水引バンドの、祝儀袋(紙折り)の後面での結び方」になります。

 飾りの付け方は、本記事で紹介する祝儀袋の後ろで結ぶ方法以外に、予め袋の大きさに合わせた水引バンドの輪を作っておいて、それに飾りを付ける方法もありますが、それは別記事で紹介するかも知れません。

 さて、祝儀袋の結び方をネットで検索すると、“結び切り”や“淡路結び”“蝶結び”等の意味や手順などが教訓的に説明されていますが、本記事はそれらとは違います。

祝儀袋の帯の結び方

① 飾りが中央に成るように紙折の表に合わせて、イ・ロの順に帯の端を裏側におり込ます。(ポイント)イが上になる様に裏側で交差させます。

fig001

② この状態で上下をひっくり返す要領で表裏をひっくり返します。

fig002

③ イ・ロを図のように持ち、右手人差し指でロ端を矢印の方向に折り曲げます。 

fig003

④ ロの端を、右手親指でイ・ロが交差している下を通します。

fig004

⑤ ロ側を矢印方向に軽く引いて結びをしめます。次にイ側を矢印の様にロ側に向けて折り曲げます。(⑥図参照)

fig005

⑥ イとロで出来た輪の中にロ端を通します。

fig006

⑦ イ・ロをそれぞれ右手・左手で引き結びを締めます。(fig008参照)

fig007
fig008

⑨ 結び目から約4cm残して、不要な水引は、はさみで切り取ります。

fig009

⑩ 完成

fig010

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