水引 小物の作り方2 季節の花偏 ミニカーネーション
水引コンプレックスです。 今回はミニカーネーションの作り方の手順を紹介します。
カーネーションは誰しもが母の日をイメージする程なじみ深い花です。
構造も簡単なので水引アート教室や通信講座の最初の方に現れる課題です。また、水引アートの体験講座などでもよく使っている課題です。
今回紹介するのは、フルサイズのカーネーションとは違い、取組易い様にあえて小さく作ったものです。小さい花器などにアレンジされるとおしゃれに飾る事が出来ると思います。
花部の基本的な作り方は、フルサイズカーネーションと同様にかけ結びで作った花弁をワイヤーで連続して作ります。葉は、リーフ編みの代わりに折り連続で作っています。
花の水引は、絹巻の好きな色で作ってください。 葉は、絹巻や羽衣のグリーン系の水引で作ってもらえば良いかと思います。
花弁と葉の作製
① 花弁の作製
18cm水引_1本のかけ結びで下図fig-001の花弁を50枚作ります。
② 花冠の作製
花弁をNo.28ワイヤーで連続つなぎして、花冠Aと花冠Bを作ります。
花冠A: 花弁20枚の連続つなぎ。これを2枚作ります。
花冠B: 花弁10枚の連続つなぎ。これを1枚作ります。
③ 葉の作製
18cm水引_ 2本折り連続つなぎ2段で下図の葉を9枚作ります。
花の組み立て、葉の取り付け
④ 花の組み立て
④-1 茎のワイヤーの片端を約5mmU字型に曲げて花冠連続の1段目と2段目の間に掛けて花冠を巻き取ります。
④-2 巻き終りは、連続のワイヤーで花冠を しばります。
④-3 花弁の下を、図の様にフローラテープを巻きます。
➄ 葉の取り付け
図の様に、1枚ずつ茎を包む様に葉を付けて連続のワイヤーで固定しフローラテープを巻きます。
花と葉の間隔は約3.5cn、葉と葉は約2.5cmの間隔で茎に付けます。
完成
⑥ 完成
葉は、茎に対して放射状に付けて、花や葉の形を整えて完成。