水引 小物の作り方2 アクセサリー偏 タツノオトシゴ
水引コンプレックスです。 今回はタツノオトシゴの作り方を紹介します。
水引アートの教室では、毎年末にその翌年の干支の飾りを作ります。どっしりとした置物の形で作ります。
それとは別に、ストラップの飾りレベルの小物も作ります。
今回のタツノオトシゴも辰年の小物として考えました。最初は、置物の辰の形をそのまま小さくした物を考えていたのですが、上手く表現で出来なかったため、このタツノオトシゴの形になりました。
2011年の年末頃の話です。
さて、この小物は、折り込む形の四つ編みと右上/左上の淡路結び、同じく右上/左上の亀の子結びを複合させて作ります。
難易度は結構高いのですが水引アート教室の生徒さんの中には図説(作り方の説明書)のみで完成させた人も数名いましたので、落ち着いて取り組めば本記事を参考にされても作ることは出来ると思います。
尾の作製
① 尾の作製
90cm水引_4本(2本の二組)を中央で交差させて、折り四つ編みで約5cm長の尾を作製します。
①-1 イ・ロ・ハ・ニ端を矢印に従い折り込みます。
ボディの作製
② ボティの作製
②-1 下図のAとB、CとDをそれぞれ組で左上と右上の淡路結び(下図fig-008の結び1)を1段結びます。
②-2 下表と図を参照して②-1で結んだ淡路結びに縦連続して亀の子結びと、淡路結びを作ります。
頭の作製
③ 頭の作製
③-1 頭のベースの作製
ボティを逆さにして、最初に△と△で左上の淡路結びを作り右側面(図の手前側)の頭を作ります。 次に、○と○で右上の淡路結びを作り左側面(図の奥側)の頭を作ります。
③-2 ○と△を揃えて、つる首結びで束ねてクチバシを作ります。
(下図[1]~[5]の手順を参照)
完成
④ まとめ
④-1 クチバシの余った水引を切取ります。
④-2 腹側に水引を通して左右の結びをかがり、首の位置で結びます。
④-3 尾を図の様に曲げてくせ付けします。
④-4 全体につや出し液を塗り、完成。