水引アート干支の紹介と作り方のポイント 酉 鳥 トリ
水引アート教室で毎年秋から年末にかけて作っている干支の飾りの紹介と作り方のポイントをYouTubeにあげています。以前は、作品の紹介のみの動画でしたが、これに作り方のポイントを字幕で付け加えて別アカウントに再度挙げています。
今回は2017年の酉をメインに2005年の酉も紹介しています。動画では説明していませんが、実際に教室で作っているのは、2017年の酉は、2016年の末に、2005年の酉は2004年の末になります。
動画は字幕のみでの説明となっておりますので、見づらい点があると思いますので以下に字幕部分を記載しております、参考にしてください。
字幕部分を表示します。
こんにちは、水引コンプレックスです。
水引アート作品紹介動画をご視聴いただき誠にありがとうございます。
今回は、政華流水引アートの干支の酉(とり)を紹介します。
干支の酉は、十二支の十番目に現れるシンボルで、最近では2005年と2017年が酉年に当たりました。
本動画では、2017年に新たに創った酉をメインにして説明します。
動画の中で尾羽が立派な鳥が2017年の雄鶏になります。雄鶏はくちばしから尾羽までの長さが約18cmになります。もちろん雌鶏も作ってあります。
さて、政華流水引アートでは毎年干支の飾りを新たに創っています。
なぜ、毎年新しくするかと言えば、
十二年以上お稽古をつづけている生徒さんが多いためです。 生徒さん達には毎年新しい干支の飾りを作らせてあげたい。
干支の課題を考えるうえで最も重要なことは、
初心者からベテランの生徒まで楽しく作る事が出来る内容である事、です。実は、難しい作り方が考えやすい場合があるのです。
それでは、2017年の酉のボディのベースや飾りの作り方のポイントを紹介します。
① ボティのベースの作り方
ボティの芯はワイヤーで作ります。
芯のワイヤーは強度を持たせるために、尾羽の芯と脚の芯のワイヤーを束にしたもの使います。これを鳥の形にくせ付けします。
この芯にステムテープなどを巻いてボティのベースを作ります。
② ボティの表面、羽毛の作製
体を覆う羽毛は、水引3本のうろこ編みを何枚も繋いで作り、これを①のホディのベースに巻き付けて作ります。
③ 尾羽と横羽の作製
雄鶏と雌鶏では羽の枚数が違いますがリーフ編み5を用いて30枚から40枚作ります。
④ とさかや顔の部分は結びで作ります
右上と左上の淡路結びと亀の子結びの複合結びで作ります。
➄ 使用する標準の水引は、尾羽が羽衣水引の玉虫、ホディが孔雀水引、とさかが羽衣水引の紅赤になります。
一方2005年の酉の場合は、
画面のところどころに、垂れ目がちな酉が現れているのが2005年の酉ですが、
ボティのベースは大きさが違いますが作り方は2017年版とほぼ同じです。
① 他に違うところは、横羽をかけ結びで作るところと、ホディの羽毛を淡路結びの縦連続で作るところです。
② 使用している水引は、とさかに絹水引の赤を用いる以外は、羽衣水引や孔雀水引を自由に組み合わせて作っています。
以上 宜しければ、あなたの作品作りの参考にしてください。
最後までご視聴いただきまして、ありがとうございました。