水引アート干支の紹介と作り方のポイント 戌
水引アート教室で毎年秋から年末にかけて作っている干支の飾りの紹介と作り方のポイントをYouTubeにあげています。以前は、作品の紹介のみの動画でしたが、これに作り方のポイントを付け加えて別アカウントに再度挙げています。
今回は2018年の戌をメインに2006年の戌も紹介しています。動画では説明していませんが、実際に教室で作っているのは、2018年の戌は、2017年の末に、2006年の戌は2005年の末になります。
動画は字幕のみでの説明となっておりますので、見づらい点があると思いますので以下に字幕部分を記載しております、参考にしてください。
字幕部分を表示します。
こんにちは、水引コンプレックスです。
水引アート作品紹介動画をご視聴いただき誠にありがとうございます。
今回は、政華流水引アートの干支の戌(いぬ)を紹介します。
干支の戌は、十二支の十一番目に現れるシンボルで、最近では2006年と2018年が戌年に当たりました。
本動画では、2018年に新たに創った戌をメインにして説明します。
2018年の戌のテーマはカッコよさや精悍さです。
動画の中でスリムなボディで“すくっと”立っているのが2018年の戌になります。日本犬の秋田犬をモデルに考えてあります。
ところで、犬は、教室でも人気のあるモチーフとなっており、標準のカリキュラムの合間に犬の小物やカーネーショプードル等を作っています。これは本動画の中にも映り込んでいます。
さて、政華流水引アートでは毎年干支の飾りを新たに創っています。
干支の課題を考えるうえで最も重要なことは、初心者からベテランの生徒まで楽しく作る事が出来る内容である事、です。
実は、難しい作り方が考えやすい場合もあるのです。
それでは、最初に2018年の戌の作り方のポイントを紹介します。
① ボティのベースの作り方
ボティの芯はワイヤーで作ります。
これは、秋田犬の骨格を参考に作った複数のパーツを束ねて作ります。この時、顔の形も作りこんでおきます。
この芯にステムテープなどを巻いてボティへの肉付けを行ってベースを作ります。
② ボティの表面、体毛の作製
親犬の場合 体を覆う毛は、水引1本の淡路結びの縦連続を約70本つなげたものを作り、これをホディのベースに巻き付けて作ります。尾や脚にも同様に巻きます。
③ 顔や耳の作製
鼻の部分は、四つ組と淡路結びの縦横連続で筒状の鼻先を作ります。耳は水引3本の淡路結びで作ります。
④ 使用する標準の水引は、孔雀水引の白です。その他の色は羽衣や孔雀等を使っています。
一方2006年の戌の場合は、
そのテーマは、可愛さです、精悍な2018年の戌とは違います。またベースの作り方も次の説明の通り根本的に違います。
① ボティにワイヤーの芯は使っていません。
五つ編みで厚みのあるリボンを作り、それを四つ組して、ボティも頭も作っています。
② 耳は淡路結びの縦連続3段、鼻先も淡路結びで作っています。
③ 使用している水引は、羽衣や孔雀水引を自由に組み合わせて作っています。
以上 宜しければ、あなたの作品作りの参考にしてください。
最後までご視聴いただきまして、ありがとうございました。