水引アート干支の紹介と作り方のポイント 亥 いのしし
水引アート教室で毎年秋から年末にかけて作っている干支の飾りの紹介と作り方のポイントをYouTubeにあげています。
以前は、作品の紹介のみの動画でしたが、これに作り方のポイントを付け加えて別アカウントに再度あげています。今回は2019年のイノシシをメインに2007年のイノシシも紹介しています。
動画では説明していませんが、実際に教室で作っているのは、2019年の亥は2018年の末に、2007年の亥は2006年の末になります。
動画は字幕のみでの説明となっておりますので、見づらい点があると思いますので以下に字幕部分を記載しております、参考にしてください。
字幕部分を表示します。
こんにちは、水引コンプレックスです。
水引アート作品紹介動画をご視聴いただき誠にありがとうございます。
今回は、政華流水引アートの干支の亥(いのしし)を紹介します。
干支のイノシシは、十二支の最後に現れるシンボルで、最近では2007年と2019年が亥年に当たりました。
本動画では、2019年に新たに創ったイノシシをメインにして説明します。
2019年のイノシシのテーマは愛嬌です。
イノシシはリアルに作り過ぎるとお稽古での人気が無くなるので愛嬌良く成る様に考えました。
動画の中でハリネズミの様に毛を立てているのが2019年のイノシシになります。
さて、政華流水引アートでは毎年干支の飾りを新たに創っています。
干支の課題を考えるうえで最も重要なことは、初心者からベテランの生徒まで楽しく作る事が出来る内容である事、です。
それでは、最初に2019年のイノシシの作り方のポイントを紹介します。
① ボティのベースの作り方
ボティのベースには、大小のタマゴ形素ボールを使っています。
大小の素ボールの一部を切り落として、切断面をボンドでつなげてボディの形を作っています。
脚の芯にはワイヤーを使っています。
② ボティの表皮、体毛の作製
表皮は水引1本の淡路結びの縦連続を23本つなげて作ります。
体毛はこの表皮に水引を結んで作ります。これをホディのベースと脚に巻き付けます。
③ 顔や耳の作製
鼻先は亀の子結び、耳は淡路結びで作ります。尾はてタデ結びで作ります。
④ 使用する標準の水引は、羽衣水引の濃白金や金茶です。その他の色は羽衣や孔雀等を組み合わせて使っています。
一方2007年のイノシシの場合は、
そのテーマは、荒々しさです、愛嬌のある2019年のイノシシとは違います。
またボティのベースの作り方も根本的に違います。手順も複雑です。
① ボティの芯に1本の太いワイヤーを使います。
最初に亀の子結びに淡路結びを逆さに貼り付けたボティの輪切りを数枚作ります。
その輪切りの大きさを変えながら何枚も芯のワイヤーに通してボティを肉付けしています。
脚の芯もワイヤーを使っています。
② 鼻は、テープを巻いてベースを作り更に水引を巻いています。
鼻先とお尻は亀の子結び、耳は淡路結びで作ります。
③ 使用している水引は、茶色系の羽衣や絹巻水引を自由に組み合わせて作っています。
以上 宜しければ、あなたの作品作りの参考にしてください。
最後までご視聴いただきまして、ありがとうございました。