水引アート干支の紹介と作り方のポイント 子 ネズミ
水引アート教室で毎年秋から年末にかけて作っている干支の飾りの紹介と作り方のポイントをYouTubeにあげています。
以前は、作品の紹介のみの動画でしたが、これに作り方のポイントを付け加えて別アカウントに挙げています。
今回は2008年のネズミを最初に説明して次に2020年のネズミを紹介しています。
動画では説明していませんが、実際に教室で作っているのは、2020年の子は、2019年の末に、2008年の子は2007年の末になります。
動画は字幕のみでの説明となっており、見づらい点があると思いますので以下に字幕部分を記載しております、参考にしてください。
字幕部分を表示します。
こんにちは、水引コンプレックスです。
水引アート作品紹介動画をご視聴いただき誠にありがとうございます。
今回は、政華流水引アートの干支の子(ねずみ)を紹介します。
干支のネズミは、十二支の最初に現れるシンボルで、最近では2008年と2020年が当たります。
干支の子のテーマは、“かわいらしさ”です。 これは、2008年も2020年も同じです。
違いを一言でいえば、2008年は伏せネズミ、2020年は立ちネズミになります。
政華流水引アートでは、毎年干支の飾りを新たに作っておりますが、2020年は2008年の干支をベースに作っています。
この理由は、いくつかあります。主な理由は、
① 2008の作品が水引アート教室の課題として完成度が高かった事と、
② 2008年当初から、立ちネズミの構想があった事、です。
そこで、本動画では、2008年の干支に付いて説明した後で2020年のネズミについて違いを説明します。
それでは、最初に2008年のネズミの作り方のポイントを紹介します。
① ボティのベースの作り方
ボティのベースには、タマゴ形素ボールを使っています。素ボールの側面を切り落として、ここを腹面として使っています。
② ボティの表面
表皮は水引6本のダブル亀の子と淡路結びの複合結びを2枚作り、ボティのベースを包んでいます。
③ 手足の作製
右上と左上から始まる水引6本の淡路結びの縦連続2段と鶴首むすびで手足をつくっています。
④ 顔や耳の作製
顔のベースは亀の子結びと淡路結びの複合結びで作り、更に亀の子結びを2枚重ねて作ります。
耳は、顔のべ-スとともに作っておきます。 尻尾は、ワイヤーを芯にしてたで結びで作ります。
➄ 使用する標準の水引は、羽衣水引の金や孔雀水引の銀や白を使っています。
次に2020年のネズミの場合は、
最初に説明した通り、2008年に対する変更点を列挙します。
① ボティのベースの作り方
タマゴ型素ボールの二面を切り落とします、一つは腹面の為に、もう一つはネズミを立たせる為にお尻の面を切り落とします。
② ボティの表面
高さ1cmの折り連続を90cm水引で10本以上つなげて作り、これをボティに巻いて作っています。この作り方は、新たに作った伏せネズミにも適用されています。
③ 顔の大きさと、手足の形
伏せネズミのままで立たせると、ボティの大きさに対して顔が小さくなりすぎる為に大きさを変えています。また同じ理由で手足も亀の子結びのみに変更しています。
④ 使用している水引は、2008年とほぼ同じになります。
以上 宜しければ、あなたの作品作りの参考にしてください。
最後までご視聴いただきまして、ありがとうございました。