水引 小物の作り方2 アクセサリー偏 かけ結びの帯留め

 水引コンプレックスです。 今回はかけ結びで作る帯留めの手順を紹介します。

 水引アート教室のカリキュラムには含まれないものの、体験講座の課題や雑誌の原稿の為などに作成した幾つかの実用小物類のプリントがあります。

  あまり陽の目を見ない資料類なのですが、これらの内から選んで紹介しています。作製した小物は、展示会等で販売もしています。古い資料も含まれておりますので、現在では入手しにくい材料を使っている場合もありますが、作り方の参考にしてもらえば良いかと思っております。

使っている基礎結びは、亀の子結びかけ結びです。本ブログの基礎結び偏を参照してください。

かけ結びの帯留め

部品の作製

① 部品Bの作製
 ①-1 90cm水引_3本のかけ結び9段(輪の数)で、部品Bのベースを1枚作ります。
 次に、下図矢印に沿ってb端を1の輪に通します。

fig001

①-2 同様に、矢印に沿ってb端を9の輪に通して輪の数を10にします。
①-3 部品Bの完成。
   下図を参考にしてa、bの余った水引は切り取ります。

fig002

② 部品Aの作製
  90cm水引_3本のかけ結び11段で部品のベースを1枚作ります。
  部品Bと同様に12段目の輪を作り部品Aを1枚作ります。

fig003

③ 部品Cの作製
 ③-1 45cm水引_3本の亀の子結びで部品Cのベースを1枚作ります。
  次に、下図矢印の様にa端を結びの中に通しワイヤーでくくります。
 ③-2 右下図の様に、a、bの余った水引を切り取り部品Cの完成。

fig004

組立て

④ 組立て
 ④-1 下図の様に、順に部品A,B,Cとビーズを、 それぞれの中央でボンド付けします。
 ④-2 最後に、帯留めの金具を裏側からボンドで付けます。

fig005

➄ 完成

fig006

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