水引 小物の作り方2 うさぎの箸置き

 水引コンプレックスです。 今回はうさぎの箸置きの作り方の手順を紹介します。

この箸置きは、淡路結びと淡路結びの縦連続で作る事が出来ます。

 また、この箸置きは、来年(2023年)の干支がうさぎなので今年(2022年)の秋から冬にかけての体験講習のテーマとして新たに考えたものです。

 干支関連の小物は毎年数種類作るのですが、特にうさぎの場合、その可愛いらしさから種類は多く作っています。 大きさの異なる幾つかの置物や祝儀袋やポチ袋の飾り、チャームの飾りや箸置きなどがあります。

 下の写真は、箸置きと共にうさぎのナプキンホルダーを紹介しております。箸置きのボティは水引4本取り(2本の二束)の淡路結びの縦連続16段で作っていますが、ナプキンボルダーは水引6本取り(3本の二束)の15段で作っています。その他の部品は同じ作り方に成ります。
参考にしてください。

水引アート ウサギの箸置き
水引アート ウサギの箸置きとナプキンホルダー

部品の作製

① ボティの作製
①-1 90cm水引_4本(2本の二束)の淡路結びの縦連続16段でボディのベースを1枚作ります。(fig001)
次に、下図矢印の様に曲げて1段目を10段目にボンドで付けてボティ部を作ります。(fig001とfig002)
①-2 同様に16段目を曲げて、一段目にボンドで付けて頭部を作ります。(fig002)

fig001
fig002

② 尾の作製
 16cm水引_1本の淡路結び縦連続2段のイ・ロを1段目に通して尾を1つ作ります。

fig003

③ 耳の作製。
 16cm水引_2本の淡路結びで左右の耳を各1つずつ作ります。

fig004

組立て 完成

➄ 組立て
下図を参考に、頭部に耳・目・鼻をボンドで付けます。同様にボティに尾を付けます。
 ➄-1 耳は、最初に内側にくせ付けしチリレンゲ状にします。頭に挿す部分が長い場合は適宜切取ります(fig006参照)。
 ➄-2 目は目を貼る部分に最初に目の下(丸い赤い紙)を貼って、その上から目を付けます。
 ➄-3 鼻は下図の様に水引_1本を結んで作ります。
 ➄-4 尾もホディに挿す部分を適宜切り落としてからボティに付けます(fig006の図参照)。

fig005

⑥ 完成
目・鼻・耳と尾の位置を確認し、形を整えて完成。

fig006

うさぎの箸置きに良く使った水引の紹介

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その他、好みの色で作れますが、主に孔雀水引や羽衣水引で作っています。

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