水引アート干支の紹介と作り方のポイント 丑 ウシ
水引アート教室で毎年秋から年末にかけて作っている干支の飾りの紹介と作り方のポイントをYoutubeにあげています。
以前は、作品の紹介のみの動画でしたが、これに作り方のポイントを付け加えて別アカウントに挙げています。
今回は2021年の干支である丑(ウシ)を紹介しています。
動画で説明していませんが、教室で作っているのは2020年になります。
動画は字幕のみでの説明となっておりますので、見づらい点があると思いますので以下に字幕部分を記載しております、参考にしてください。
字幕部分を表示します。
こんにちは、水引コンプレックスです。
水引アート作品紹介動画をご視聴いただき誠にありがとうございます。
今回は、政華流水引アートの干支の丑(ウシ)を紹介します。
干支のウシは、十二支の二番目に現れるシンボルで、最近では2009年と2021年がウシ年に当たります。
今回のウシのテーマは、“力強さ”です。
これには、2020年の暗い世相から力強く復帰したいとの願いを込めています。
一方2009年のウシに求めたのは「のんびりした豊かさ」だったと思います。
動画の途中で、2009年のウシも出てきますので、雰囲気の違いを感じて下さい。
どちらにしても、干支のウシは十二支の中でも最も難しく、教室で教える講師も、教わる生徒も大変だったみたいです。
2009年版に対して変更したのは、主に次の2点です。
① 2009年版が前脚を折って、伏せたままで上を見ているのに対して2021版は立ち上がるために、首を振りながら右前脚を前に出しています。
② 2009年版は、優しさを表現するためにふくよかなイメージの顔立ちだったのが、逆三角形の精悍な顔立ちにしています。
さて、説明の途中ですが、今、画面に出ているのは今回、赤べこ風に作ったストラップの飾りです。
そして、これが2009年版の干支のウシです。やさしい顔立ちが特徴です。
それでは、話を元に戻して、2021年ウシの作り方のポイントを紹介します。
① ボティのベースの作り方
ボティのベースには、タマゴ形素ボールを使っています。素ボールの側面を切り落として使っています。
② ボティの表面
5本取りの華結びの縦連続と華結びと淡路結びの複合結びの二種類をそれぞれ右上左上で計4枚作ります。
次に、それらを組み合わせてボティの表面と模様を作っています。
③ 前脚と後脚の作製
前脚は左右の対象にするために、右上と左上の4本取り亀の子結びと鶴首結びでそれぞれ作ります。後脚は、右上と左上の亀の子結びの縦連続2段と鶴首結びで作ります。
④ 顔と首の作製
顔のベースは5本の水引を二組使用した左上の亀の子結びを横に3段つなげて作っています。
首は、10本の水引を使い、華結びと淡路結びの縦連続の複合結びで作っています。
⑤ 使用する標準の水引は、羽衣水引や孔雀水引を使っています。絹巻きは勧めません。
以上 宜しければ、あなたの作品作りの参考にしてください。
最後までご視聴いただきまして、ありがとうございました。