水引 小物の作り方2 ミニ松竹梅

水引コンプレックスです。 今回はミニ松竹梅の作り方を紹介します。

 完成した松竹梅の飾りの高さは約10cm。しかし、ミニとは言え、ちゃんとした松と竹・そして梅の飾りを備えた飾りです。

 これは、これ自体を教室の課題のメインに作ったわけではなく、2023年の干支であるウサギの小物(箸置き)の課題を体験講座用に考えた時に、正月らしい雰囲気を出すために添え物として作ったものです。

 出来上がったミニ飾りは、ウサギの小物の添え物以外でもおせち料理の飾り等、様々なおめでたいシーンでも使えるなと感じて、本ブログにて紹介いたします。

 細かな作り方で、梅はかけ結びから始める梅結びを、松は松葉連続の記事を参考にしてください。

材料セット(資料付き)を作りました。6セット分の材料となります。ご希望の方は本ブログの一番下を参照して下さい。

水引アート ミニ松竹梅の飾り
水引アート ミニ松竹梅の飾り

【梅の作製】

① 梅の花冠の作製
 30cm水引_2本の梅結びで3枚作ります。
※ かけ結び4段を作って、ロを矢印の様に通します。

fig001

①-2 梅のしべの作製
  15cm水引_2本の中央をワイヤーでくくり、水引にチリ棒を掛けます。
 3本作ります。

fig002

①-3 梅の組立て
  花冠の中央にしべを通して、花冠としべをワイヤーで括ります。余ったワイヤーは切り取ります。
 くくりのワイヤーの下、約1cmの所で水引のみを切り落とします。次に、下図の様に花の下に
 フローラテープを巻きます。3輪作ります。

fig003

①-4 梅の枝のまとめ
 梅の花を3輪、下図の様にフローラテープでまとめて梅の枝の完成。

fig004

【松の作製】

② 松の作製
②-1 松葉
 5cm水引_3本の松葉連続10段で松葉を3本作ります。

②-2 松のまとめ
 松葉3本を下図の様にフローラテープでまとめて、松の枝の完成。下段の説明も参照方。

fig006

【竹の作製】

③ 竹の作製
③-1 竹の葉の作製
  8cm水引_3本を下図の様に曲げて竹の葉を9枚作ります。
③-2 竹の作製
  3枚の葉を図の様にワイヤーでくくり、竹を作ります。3本作ります。

fig007

③-3 竹の枝のまとめ
  3本の竹を図の様にフローラテープでまとめて竹の枝にします。

fig008

【完成】

④ 松竹梅のまとめ
 下図の様に、上から松、竹、梅の枝をライトグリーンのフローラテープでまとめて松竹梅の飾りの完成。
※ 図を参考にして、松の枝の下約1cmに竹の枝を、竹の枝の下約1cmに梅の枝を茎にまとめます。
 ※竹の枝と※梅の枝の茎の長さは0.5~1cmになります。

fig009
fig010

ミニ松竹梅に使っている水引と材料セットの紹介

 梅の花びらは絹水引の赤、梅のしべは孔雀水引の白、竹の葉は羽衣水引の日和金、松葉は特光水引の松葉を使っています。
 材料セットもあります、いずれも水引アートショップでお求めいただけます。

水引 材料セット ミニおひな様 壁掛け 5セット
水引 材料セット ミニおひな様 壁掛け 5セット

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