水引アート干支の紹介と作り方のポイント 卯 ウサギ
水引アート教室で毎年秋から年末にかけて作っている干支の飾りの紹介と作り方のポイントをYoutubeにあげています。
以前は、作品の紹介のみの動画でしたが、これに作り方のポイントを付け加えて別アカウントに挙げています。
今回は2023年の干支である卯(ウサギ)を紹介しています。干支紹介の動画では前回まで、字幕のみの説明となっていましたが、今回初めて音声合成よるナレーションを入れてみました。
動画の字幕のみでのでは分かりづらい点があると思いますので、以下に字幕部分を記載しております。
参考にしてください。
字幕部分を表示します。
こんにちは、水引コンプレックスです。
水引アート作品紹介動画をご視聴いただき誠にありがとうございます。
今回は、政華流水引アートの干支の卯(ウサギ)を紹介します。
干支のウサギは、十二支の四番目に現れるシンボルで、直近では2011年と2023年がウサギ年に当たります。
ウサギの置物のテーマは、毎回“可愛いさ”です。
水引アートのお稽古には十年以上通われている生徒さんが多いので、毎年新しい干支の飾りを創る様に努力しています。
今回もお稽古のメインは2011年版のうさぎでしたが、新たに2023年版の“立ちウサギ”も加えました。
これが、2011年版の伏せたウサギです。
それでは最初に、この2011年版のウサギの作り方のポイントを紹介します。
画面には大中小と大きさの違う2011年版のウサギが現れていますが、基本的な作り方は同じです。
① ボディ等の作り方
90cm水引12本の松結びと淡路の縦連続の複合結びで、ドーム型のボディを作り、この形を固定する為にタマゴ型の素ボールの片側を切り落として使っています。
② 顔や尻尾等
淡路結びの連続や、亀の子結びとの複合結びを組合せて作っています。
③ 耳
変りリーフ編みを重ねて耳の形を作っています。
④ 使っている水引は主に羽衣水引や孔雀水引です。これらは、2023年型の立ちウサギも箸置きも同じです。
これが、2023年の立ちウサギです。
それでは次に2023年版の立ちうさぎの作り方を説明します。
① ボディの作り方
ボディのベースには、頭部に丸型、胴体部にタマゴ形の素ボールを使っています。上の素ボールは下の方だけ、下は上下を平らに切取ります。
次に、二つの素ボールにうろこ編みで作った毛皮を巻き付けた後、切断面をボンドでつなげてボディの形を作っています。
② 手足、尻尾の作り方
五角の丸結びで、手足と尻尾のベースを作り、先にビーズを付けています。
③ 耳の作製
大きさの違う変りリーフ編みを2枚重ねて左右の耳を作ります。
④ その他
眼の下と首輪の飾りは菜の花結びで、首輪は三つ編みで作っています。
そして、これがウサギの箸置きです。
最後に、ウサギの箸置きの作り方を簡単に説明します。画面では、ずっと映っていますが。
簡単に説明すると、淡路結びと淡路結びの縦連続で作る事が出来ます。
これは、政華流水引アートのブログ“水引小物の作り方2 うさぎの箸置き”に詳細な作り方を説明しておりますので、そちらを参照して頂ければ実際に作るコツが分かります。
以上 宜しければ、あなたの作品作りの参考にしてください。
最後までご視聴いただきまして、ありがとうございました。